チキンファクトリーで働くも1日でギブアップ。想像以上にきつかった話。
2024.12.26

友達とチキンファクトリーで働いてみようという話になったので早速アプライしてみた。インダクションが5時間もあり、睡魔と格闘しながらなんとか終えることができた。
チキンファクトリーの場所はマリーバの街の少し外れにあり、歩いて行ける距離にあり車がない人でも通える。

チキンファクトリーでの仕事内容は想像以上に過酷
私たちは人手不足のハンギングというポジションで採用された。
仕事の内容は単純。鶏をケージから出し、足を掴んで逆さまに持ち直しながらベルトコンベアの器具に引っ掛けるというだけなのだが、糞尿を顔面にかけられまくるのでなかなかに不快であった。糞尿の汁が服の下まで浸透してきて、仕事が終わる頃には全身湿っていてスカ○ロ人間になってしまうのだ。匂いもなかなか取れず作業服はいまだに変な匂いが染み付いている。
鶏を掴むとき羽で攻撃されるのだが、これがなかなかに痛い。手の甲に青タンができるくらいには強烈なので、羽で打たれないように掴むコツを掴まないと手がイカレるのは時間の問題だろう。
生き物を食べるという残酷な現実を再認識
糞尿を顔面にかけられたり、羽で攻撃されてもそれだけでは仕事を辞めようとは思わなかった。
しかしながら、生きている鶏を殺すセクションに送り出すことに加担することになるため、結構精神的にくるものがありしんどかったことで辞めることを決意した。ハンギングの部屋も暗闇且つ朧げな青いライトが上から奇しく照らしていて、少し肌寒い。まるでスプラッタ映画に出てくる拷問部屋のような雰囲気で気が滅入ってくるのだ。塩素と腐臭と糞尿が入り混じった吐き気を催す凄まじい匂いがさらに私たちを追い込んでくる。私たちはなんてグロテスクな世界に生きているんだろう。耐性がない私に選択肢はなかった。
『あ、仕事辞めよ。』
心の中で決意した。友達も耐えられなかったようで「もう辞めるか」と休憩時間に言われ、満場一致でこの職場を辞めた。
仕事内容とは裏腹で職場の雰囲気はかなり良く、みんな気さくでグロッキーになっている私を気にかけてくれたりととにかく親切だった。それだけに1日で辞めるのには少々罪悪感を抱いた。
最近フットワークが軽くなった、そんな感じがする。
日本にいても絶対にやろうとすら思わなかった仕事をやってみようと思えたことは私にとっては、ある種の奇跡といっていいだろう。それほどにワーホリの魔力はすごい。日本に帰国してもなんのキャリアにも繋がらないかもしれないが、それでいい。私は傾奇者でありたいのだ。