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約4ヶ月でセカンドビザを取得。楽なファームジョブなんて存在しなかった。

2024.12.16

セカンドビザ取得の条件を達成し、ファームジョブをやり終えて早4ヶ月。私はケアンズのマリーバ・アサートン近郊のファームを中心に攻めたのだが、悪徳なファームには幸運にも出会わなかった。セカンドビザを取得する際はマリーバに行けばOKだと自信を持って言える。

バナナ、パパイヤ、ライム等々、様々なファームジョブを経験してきたが、須く大変でツラく楽なものは存在しないことが実際経験してわかった。

なんでツライかって、そんなのあげたらキリがない。朝はクソほど早い。泥まみれになるし果実のサップで肌は荒れる。炎天下or土砂降りの中での長時間作業。楽なわけがない。

その中でも比較的マシと思えるファームジョブがあったのでそれを紹介しようと思う。

比較的マシなファームジョブ【ライム・レモン/ピッキング】

ライムは市場価値が下がっているようで働ける確率は低い可能性がある。実際私が働いたファームでは規模縮小したらしくクビになった。木の枝に棘があって鬱陶しいのだが、しかしながらファームジョブの中ではダントツでおすすめできる。

おすすめの理由① ピック作業が楽

パパイヤのように力は必要ないというところが魅力。長時間収穫作業を行うわけで、当たり前だが収穫の動作が軽い方が疲労の蓄積は少なくなる。パパイヤに至っては実をもぎ取るのも一苦労で1日が終わる頃には手の皮はベロベロに剥けて身も心もボロボロになること必至であろう。一方でライムやレモンは手の皮は剥けることがない。

ライムやレモンの木の枝には棘があり時々腕や顔に突き刺さって非常に危険である。棘が目に刺さり失明した人が過去いるとのことで、目を覆うサングラスは必須と言えよう。 棘の鬱陶しさを加味しても、パパイヤの収穫作業に比べると天国のように思えるほどには楽なのだ。

おすすめの理由② 汁で肌が荒れない

レモンやライムの身をもぎ取る際、汁がほとんどでないので肌が荒れることはほぼほぼないと言える。

その点、パパイヤやマンゴー等の大きい身のものに関しては身をもぎ取る際汁がダラダラ滴り肌に付着する確率が高すぎるのだ。パパイヤの汁にはタンパク質分解酵素が含まれているらしく、とんでもなく肌がかぶれてしまう。

比較的マシなファームジョブ【バナナ/バギング】

マリーバといえばバナナというくらいには盛んな地域らしい。Howe Farmingなどが有名。

バナナファームは1年中シーズンであり、出戻りも可能らしくいつでも安定して働けるそんなセーフティネット的ファームだと私は捉えている。しかも1ヶ月ごとに時給が1ドル上がるという神仕様。

セカンドビザや就労ビザを取得せんと奮闘する仲間が多いので友達も作りやすい環境だった。

しかしながらバナナファームは様々なロールが存在し、ハズレもあれば当たりもある。

その当たりのロールというのが、バギングだ。実際一番長く働いたところということもあり思い入れもある。

おすすめの理由① 乗り物の操縦が地味に楽しい

作業内容はリフト付きの乗り物を操縦し、頃合いのバナナバンチに袋を被せて薬を散布するという内容だ。これが結構楽しくて新鮮な気持ちで働けることだろう。

しかしながら、雨季に働くことはお勧めできない。なぜなら地面がぬかるんで頻繁に車両がスタックしてしまうからである。しかも暗黙的なノルマがあるのであまり手を抜くことができないのだ。あまりにも作業量が少ないとディーゼリングという地獄のロールに送られてしまうため私含めたジャパニーズグループは結構まじめに働いていたと思う。

おすすめの理由② 時間が経つのが早い

ピッキング作業は歩き回って実を収穫するという単純作業で精神がイカれそうになるのだが、その点バギングは運転して袋を被せて薬プシューしたり、洗車したりと色々することがあるので時間はあっという間に過ぎるのだ。

洗車は週末にやる恒例行事なのだが、実質休憩時間みたいなものでとても楽である。

少しだるいこともあるがバギングというロールは確実に当たりなので割り当てられたら素直に喜んでいいと私は思う。

デメリット:インサイドのポジションは地獄

インサイド=屋内仕事であり、アウトサイドと違い、クソ暑い太陽の元で働くことはない。 しかしながらインサイドの仕事は監視の目が厳しく「Faster!! faster!!!」と口うるさく煽ってくるもんだから溜まったものではない。少しでも手を抜こうものなら「Just go home」と言われ問答無用で帰らされる。実際私自身も2回帰らされた。 そこでの日々はまるで魂を抜かれた機械人形の如し。責任感など影も形もなく、ただ淡々と手を動かす姿は、ロボットさながらの異様な光景だ。だが、この無機質な繰り返しの中に、どこか非凡な味わいを見出してしまうのだから、人間とは不思議なものだ。このポジションに配属されたら御愁傷様としか言いようがない。こればかりは運である。 アウトサイドは基本的に監視がいないので駄弁ったりサボったりと結構ゆるい環境なのである。

結構キツイファームジョブ【パパイヤ/ピッキング】

Skyburyというファームで二週間だけ働いたがとにかくキツイの一言。

パパイヤの木に実っている果実は隙間もないくらいに密集しており、ちょっとやそっとじゃあ実をもぎ取ることは難しい。

握力が結構必要で長時間の酷使により必然的に指の皮が剥けてきてこの上なく痛い。この指の痛みに耐えつつ長時間延々とピッキングの作業をすることになるので、結構地獄。

時給は当時で30ドルで最低時給より1ドル高いがそんなんじゃやってられないというのが正直な感想。

パパイヤが好きならある意味で食べ放題なのでそういう人にはおすすめ。

【例外】コントラクター経由で小さなファームで働く【キャッシュ】

ペイスリップが必要ないのであればコントラクター経由で小さめのファームで働くという手もある。しかし圧倒的におすすめできない。大手と違いタイムカードがないところが多く、労働時間に対して正確な対価が支払われない可能性が大いにある。コントラクターとファームが悪徳だった場合、残業代が換算されなかったり、給料未払いになるなど結構リスキーな選択肢になるだろう。小さいファームに行かされるとペイスリップが発行されない可能性が高いのでセカンド/サードを取得したい方にはお勧めできない。

ライチファーム

小さめのファームで狙い目なのはBanbloo farmingというライチファームだ。ピッキングから運搬、パッキングまで一連の作業を行うところが非常におすすめのポイント。午前午後で作業する内容が異なるため時間の流れも早く感じる。しかしながら残念なことろもある。凄まじい雷雨で停電が発生し、電気がストップしてしまったことがあり、その際すべて手動でパッキング作業をさせられ労働時間がとんでもないことになったこともある。

キャッシュで支払われるということもありタックスが引かれないため、思ったより多くお金を稼ぐことができるというのは数少ないメリットではある。しかし、ペイスリップは貰えるのか不透明なので期待しないように。

カブトムシが引くほど湧いて出てきて甚だ気持ち悪いのも難点。

小規模ファームは基本的にゆるいのだが、なにかマシントラブルが発生した場合、手動で全て作業するため大幅な効率ロスにつながってしまい1日分のノルマを完遂するまで延々と帰ることができないというクソな部分があることは覚えておこう。

ファームジョブはどこもキツイ。しかしバナナファーム(バギング)は例外

総括すると私的にはバナナファームのバギングがダントツでおすすめできる。他はどんぐり乗せ比べでどれもキツい。

セカンドビザやスポンサービザ取得のためにファームで頑張っている人がほとんどで、互い慣れ合いながら目標に向かって働くのは思ったより悪くないし良い思い出になった。溜まっていくペイスリップを指折り数えるのもなかなか楽しかったりする。徐々に減っていく同僚に少しの寂しさも感じたりしたが、そんな感情もなかなかおつなものだ。

まぁ、もう2度とやりたくないけど。

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