海外でスマホを紛失。軒並みアプリの使用が不可に。
2024.10.06
SMSの問題は無事に解決しました!!
詳細はこちらの記事にてご確認ください。
バイクの不具合にスマホの紛失となかなかにヘビー級な問題が短期間で起こると流石の私も堪えてしまう。異国の地だと殊更不安と焦燥感に拍車がかかる。
バイクに関してはなんとかレッカーを頼んでメカニックに運んでもらったものの、まだ正常に動くかもわからないしお金もどこまで掛かるのかはわからないから一件落着とまではいっていない。
デバイスを血眼になって探すも見つからず。。
Googleの機能である「デバイスを探す」というサービスを使用するとファームの畑の中にあることが判明。しかしながらファームの畑は広大すぎて電波もないので探すのは至難で結構探し回ったが結局見つけることができなかった。ファームの畑はスプリンクラーやスコール、炎天下でバギーも頻繁に通る場所なので十中八九私のスマホは潰れていることだろう。
数日経ったところでついにGPSの反応も完全に消え、私のスマホは土に還ったのだろう。南無。。
銀行や決済、LINEなど諸々の重要なアプリにログイン不可に
スマホなんて今まで無くしたことがなかっただけに最初は楽観的に考えていたが、スマホにしか保存していないログイン情報やSMS認証を失ってしまい、ことの深刻さに今更ながら気付いた。
日本の電話番号は眠らせており、日本に戻って電話番号を復活させない限りはログインできない。
つまりLINE、日本の銀行、WISE等これらは日本に戻らない限り復活できない。友達や知り合いから何か重要な連絡がきていたらと思うとなんだかソワソワしてしまう。
日本の銀行には結構な額が入っているので何かあった場合は引き落とすことがオーストラリアにいる限り無理なのでいずれにしても近々一時帰国する予定だ。
新たにSIMを再購入。そしてアプリの再登録へ
仕方がないのでスマホとSIMを新たに購入することに。しかしながら財布へのダメージは凄まじいもので約900ドルの散財をしてしまった。
以前使用していたGoogle Pixel6からGoogle Pixel8aにアップグレードできたので良しとしよう。
ちなみにColesというスーパーにもスマホが39ドルで売っていたので気になって買ってみた。純然たるゴミでとても使えたものではなかったので間違っても買わないように。具体的に言うとAndroidのバージョンが10年前で止まっていて最近のアプリがまともに動かないという問題があった。しかもバッテリー持ちが終わってる。電話やSMSのみであれば使えるのだがアプリに依存している私たちにとってはゴミです。安物買いの銭失いとはこのことです。
NABに登録している電話番号を変更しインターネットバンキングへログインできるように
NABのインターネットバンキングもSMS認証が必要だったため、とにかく電話できるようにしなければなにも始まらない。
SIMをアクティベートし、ようやく電話できるようになったのでNABへ電話番号の変更を要請することに。NABは日本語翻訳があるのでスムーズに電話番号を変更することができた。
これでようやくSMS認証ができるようになったので、インターネットバンキングが使用できるようになったのでこれでとりあえず生きていけるようになった。
紛失時の対策とは
Androidの場合「デバイスを探す」というサービスを活用し、スマホを探しに行くのがベターで確実であるが弱点がある。
それはデバイスがもう一つ必要になるということ。GPSのポイントを追うためにリアルタイムで確認する必要があるからだ。
とにかくGoogleにログインできてネットに繋ぐことができることが条件だ。
スマホを2台持ちすることで場所を特定できるので、もし盗まれても追跡することができ、警察にも共有することができるので手元に戻ってくる可能性はグンと上がるだろう。
スマホはもはや命綱
我々は思っている以上にスマホに依存している。いや、もはや依存という枠を超えたインフラであることを今回の経験を経て実感した。
スマホなしでは現代社会で生きていくことは想像以上に難しく、何かとアプリに紐付けて便利に生活している我々はもう抜け出すことは難しいのかもしれない。
いきなりその便利な板が手元からなくなってしまうと、検索も連絡もアプリを開くこともなにもかもできないためパニックになってしまうものであり、どうしたらいいのか自分で考えることのできない軟弱な頭になっていることに気づく。
しかしながらそれほどにスマートフォンというのは手元にあって当然であり、我々にとっての手であり足である。依存ではなく体の一部として考える日も遠くはないだろう。